『HEAVEN 〜Death Game〜』は、島に集められた人間たちが、一人になるまで互いに殺し合いをするという話です。
ただし、表向きは、ですが。
実際はちょっと違って、島で見つけた仲間と一緒に、島の管理者を倒してみんなで無事に脱出しようぜ、と、そういう話です。
誰でも思うことなので先に言ってしまいますが、本作はアイデアに関しては完全にパクリの作品です。
だったら、もっと上手くパクってくれよと思うんですけどね。
本作をオリジナル(バトルロワイヤル)の作者が見たら、ショックでしばらく寝込むんじゃないでしょうか。
それくらい酷い作品です。
コンプまでプレイするのが、あまりにめんどうだったので、途中放棄であると前置きした上で感想を書いていきたいと思います。
一応、一周ともう半分くらいはプレイしました。
CGは全てセーブデータを入れて確認済みです。
全てが適当
誤字は多いし、ザコ敵のグラフィックはシルエットだけ。
本作は、もう、とにかく「いい加減」の一言です。
敵の絵は、なぜシルエットだけなんでしょうか。
ゲームマスターが最初シルエットだけなのは全然良いんです。
最後に、ちゃんと姿が出てきましたから。
でも、一番戦闘回数が多くなるはずのザコ敵がシルエットだけというのは、どうにも味気なかったです。
あと、MAP上での会話が、シナリオの進行状況とチグハグなこと。
おそらく、用意されている会話のパターンが少なすぎて、全ての局面に対応しきれていないのでしょう。
正直言って、杜撰すぎます。
ゲームバランスも、最初は少し苦しいくらいでちょうど良かったのですが、後半はまったく手ごたえが感じられませんでした。
BOSS戦で、相手に一度も攻撃されずに倒してしまえるのは、さすがにどうかと思います。
それと、魔法の効果のふり幅が異様に小さいのも気になりました。
威力が(小)(中)(大)(極大)と、四段階あるのですが、僕が試した結果だと、相手の弱点をついた属性を使用して(小)が約45500ポイントのダメージ、これに対して(極大)が約46200ポイントのダメージでした。
消費術力は(小)が10ポイントで、(極大)は300ポイントと、30倍消費するにも関わらず、です。
まぁそもそも、出てくる数字が4ケタを越える時点で、調整する気がないのは丸分かりなんですけどね(笑)
思ったより自由度が低い
僕が純粋にゲーム内容について思ったのは、「思ったより自由度が低い」ということでした。
ゲームが始まると、島の全体マップが表示されて、「森」とか「峡谷」とか「村」とか、色々な場所が表示されています。
ここで僕は、MAPを見ながら自分の好きな場所に行って、出合った他の参加者を倒していき、武器を奪ったり、相手が女だったら犯してから殺したりするゲームだと思いました。
ところが、しばらく遊んでいると、「次は森へ行って云々」、「じゃあ次は砂漠に行って…」と、行く場所が全部決められていることに気がつきます。
もちろん、自由に好きなところへ行くことはできます。
でも、それだとイベントが進行しません。
結局のところ、プレイヤーがするべきこと、というのが決まっていて、順を追って一つずつこなしていくしか前に進む方法はないわけです。
仲間にできる人間が決まっているのも、もったいないですね。
実を言うと、ホームページなどで紹介されているヒロイン以外にも女の子は何人も出てきます。
でも、仲間にできません。
戦って殺すだけです。
いっそのこと、主人公以外の参加者は全員女の子にして、仲間にする子を自由に決められるようにしたほうが良かったかもしれません。
そうすると、ヒロイン一人一人の印象が薄くなってしまうかもしれませんが、キャラをきつめに作ったり、戦闘で個々の特色を出していくなりで十分カバーできる範囲内だと思います。
Hのバリエーションも増えるし万々歳ですよ。
どうせ見るならオッサンよりも女の子が良いです。
陵辱イベントのためにどうしても必要なのであれば、せめてその一人だけにしてあとはやめて貰いたかったです。
男の参加者が無駄に多いんですよ。
利点は、抵抗なく止めをさせることくらいのものです。
総評 D
こういうことを言うと失礼なのかもしれませんが、僕は、バトルロワイヤルに近いもの(というか、それの18禁版)を望んでプレイしました。
たしかに、ヒロインを陵辱してから惨殺するシーンなど過激な表現もあって、それはそこそこ楽しめました。
でも、ゲームの核になっている簡易RPGがどうにも…。
とりあえず、やればやるだけ評価の下がるゲームで間違いないでしょう。