発売日:2009/4/24
原画:やくり シナリオ:高杉九郎

姫狩りダンジョンマイスター

勇者に倒された魔王が主人公のSLG。
封印された魔王の体を探して、ダンジョン探索するというお話。

ゲーム内容はファイアーエンブレムに似てる感じです。
エウ作品でいうと、初期の"幻燐の姫将軍"が一番イメージに近いかな。
自軍は、使い魔(ヒロイン?)+固有ユニット+召喚モンスターで構成されていて、
敵はダンジョンのモンスターだったり、勇者(人間)だったり色々。
モンスターを捕獲すると、召喚して使えるようになるのが面白かったです。
新しいモンスターが出てくるのが毎回楽しみでした。

※2周目もやると大変なのでコンプはしてません。
あくまで1周遊んだ人間の感想ということで。
しかもバッドエンド(笑)

愛のないスパロボは楽しめない
シナリオがシンプルすぎました。
魔王が、封印された自分の体を求めて迷宮探索する。
ホントそれだけの話。
途中いくつかの妨害に合うものの、どれも順当というか、
まぁそうだろうという範疇に収まってしまっています。

ひたすらダンジョンを制圧して、敵を倒してアイテム拾って。
最初から最後までずっと同じです。
下層にいくと一つのMAPが大きくなってきて、やり応えが出てくるのですが、
ある一定量をこえたところで糸が切れ、一気にめんどくさくなりました。

MAPの尺が長くなると精神的に疲労してきませんか。
「ここで30分かかった。ということは、次もまた30分かそれ以上かぁ」ってな具合に。
スパロボの終盤あたりと同じ理屈で、だんだん作業化してくるんです。

ただスパロボは、ある意味同人ゲームみたいなものですからね。
キャラクターへの愛着が元々あります。楽しませるのにかなり有利な状況です。

対して本作は、ストーリーがほぼゼロ。
キャラクターの外見以外に引っかかりのない中で、
果たして、単調な大作SLGを攻略するモチベーションを維持できるだろうか、と。
ライトユーザーには正直厳しい内容だと思います。

総評
純粋に数字のやりとりを楽しめる人でないと無理っぽい、
というのが僕の印象。

ちょっとSLG色が濃かったんだと思います。
システムは作りこんであって、合成とかレアアイテムとか、
"その気になれば"いくらでも楽しめる作りなんですけどね。
ただ僕の場合は"その気になる"スイッチがSLGの設備ではないのです。
魅力的な物語があって、キャラクターを気に入って。初めて育成を楽しいと思えます。

僕にとって本作の登場人物は、戦場における"コマ"でしかありませんでした。

でもまぁ、だからこそ"バッドエンド"になってしまったのかなぁ…。
そういう意味では、すごく正しい遊び方をしているのかもしれませんね。
プレイヤーの感情が、見事にゲーム結果に反映されているわけですから(笑)

まぁ今回はヒドかったですよ。
メインヒロイン(使い魔)がいつまで経ってもクラスチェンジできなくて、
幼児体型のまま最後までいってしまったし。
終盤、育ててたモンスターと敵の属性がかみ合わなくて、
召喚モンスターを捨て石にして血路を開くという、
戦略とは無縁の戦い方をしていたし……。

最終的には、洗脳した勇者一向が僕にとっての主人公でした(笑)。
キャラへの愛着でいうと、使い魔より女性騎士のほうがよほど好きです。


……なーんだ。
ぶつくさ言ってるわりに、結構楽しんでるじゃん。
って、ここまで書いててようやく気がつきましたorz

またしばらくしたら、ぼちぼち2周目やってみようかなぁ……。

written on 2009.5.5

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