発売日:2004/6/11 原画家:SCA-自/基4%/2Cがろあ〜 シナリオ:SCA-自/一般ユーザー(SS投稿)  メーカー:ケロQ
モエカす

■システム 
セーブ:99個+クイックセーブ1個。
既読スキップ:無し。
バックログ:有り。
オートモード:有り。つまみで細かく調節可能。
DISCレスでの起動:不可能
おまけ:CG閲覧・壁紙・Hシーン回想

バックログに若干の使いづらさがあるものの、概ね良好。
誤字が異様に多いのは、どう考えてもテストプレイ不足で手抜き。

■ビジュアル 
CG:新規追加分67枚(差分含まず)

-グラフィック-
新たに追加されたCGもさることながら、大量に追加された立ちグラフィックが最高。
あの"極東日没"や"素顔のN-Girl"に立ちグラフィックが用意されるなど、ファンなら狂喜乱舞して喜びそうなほどの充実ぶり。
もちろん他にも、あんな人や、こんな人。ありとあらゆる人物に立ちグラフィックが用意されています。

-演出-
前作に見られた戦闘シーンの劇画は、ほぼなくなりました。
普通にかっちょいいCGが挿入されます。
やっぱりこっちのほうがしっくりきますね(^^;

■サウンド 
音声:女性のみ(一部キャラ除く)

-音楽-
BGMは既存の曲を使用していました。
もとが良いので質的には問題ありません。
が、少しくらい新しいの出せよ、と思う気持ちがあるのも確かです。

-ボイス-
声優さん使い回しだけど、N-GirlやAlice In Chainsにも声があったのは嬉しいポイント。

せっかくなら主人公の貴宏も含めて男性陣にも声が欲しかったですね。
ケロQのゲームは、魅力的な男性キャラが多いので、次回作では是非男性にもボイスをつけてほしいところ。
でも実際ボイスついたら賛否両論だろうけど(^^;

■テキスト 
-シナリオ-
『Route of Kirisima』には、"モエかん"で語られた冒頭の部分も含まれているので、わざわざ"モエかん"を引っ張り出して来る必要はありません。
まるまる一本"モエかん"のシナリオが収録されていると思ってください。

-Route of Kirisima-
相変わらずカンパニーやLABについてはハッキリしませんが、その他の隠された部分については、かなり多くを知ることが出来ました。
通常なら「詰め込みすぎ」といわれるほどに高密度です。
(霧島の正体。N-Girlの素顔。AliceInChains。庵原博士の望み。カンパニーの目的。隷の真意。霧島差異の登場。貴宏の力、等)

プチ設定集と化すほどの膨大な情報量は、当然のことながらシナリオ構成的にマズイ部分が多々あります。
でも、単純に"ただ設定が明らかにされること"が嬉しくて。
あんな人や、こんな人が、立ち絵付きで"登場する"ことが楽しくて。
細かいことはほとんど気になりませんでした。

モエかんの魅力が目一杯凝縮されたシナリオです。

-他のシナリオ-
(以下OHPから引用)
【真冬の水着】
嵐が去って一夜、萌えっ娘島に綺麗な砂浜が発見された。
貴広はそこを使って萌えっ娘島初の水泳訓練を始めることを企画する。
水泳訓練の当日、砂浜に現れたメイド達の水着は全てスクール水着なことに驚く貴広。
モエカンの指定水着はスク水だった。

【隷−RAY0001−】
突然萌えっ娘島へやって来る隷。
聞けば、1週間の有休を使った観光だと言う。
萌えっ娘島は観光するところではないというと、メイドの訓練に参加すればいいんだねと言い、メイド服を着て訓練を始める隷。

【小さな鈴希】
かずさの力によって失われた命を取り戻し、3年の月日で大人の姿へ成長した鈴希。
貴広は幸せな日々が続くと思っていたある朝。
貴広は霧島の声によってたたき起こされ、子どもの姿に戻ってしまった鈴希に驚く。
鈴希の体調がおかしくなる訳でもなく、原因不明のまましばらくすごしていると、貴広は夜の廊下で黒ずくめの鈴希と出会う。

【鈴希とかずさ】
かずさの力によって失われた命を取り戻し、3年の月日で大人の姿へ成長した鈴希。
大人になった鈴希は、貴広や猫になったかずさや島の人たちと幸せに暮らしていた。
そんなある日、かずさが病魔に倒れる。
普通の猫として死期を悟ったかずさは、誰知らぬまま島から姿を消した。
かずさを心配して眠れず、貴広のベッドへ潜り込む鈴希。
そして二人は同じ夢を見る。

【二五六三ノ空】
SS募集で大賞に選ばれた作品をゲーム化。
秋分の日、所長室で仕事に追われながら、少年と奇妙な会話をする貴広。
気が付けばその少年はなかった。そんな貴広を変な目で見る霧島。
そして歪んだ夜が始まろうとしていた。

-他シナリオの感想-
標準的なファンディスクレベルのSS集。
二五六三ノ空は大賞だけど、それだけに終ノ空の電波を綺麗にトレースしちゃってるので、結果的に微妙なクオリティに…。
Route of Kirisimaのインパクトが強すぎてあまり印象に残らなかったというのが正直なところです。

-えちい-
隷とのHや、大人鈴希とのH。
ファンなら見逃せない内容になっています。
モエとらのご褒美Hがあるので、全体としてのボリュームはそこそこ。

隷は結局男なのか女なのか・・・。
プレイすれば、答えを見つけられるかもしれませんね(笑)

■総評 
モエかん発売から一年以上経過してのファンディスクということで、私自身、熱が冷め切っているかもしれないと思っていたのですが、いらぬ心配だったようです。
本編を超える白熱のバトルに燃えて、新キャラに萌えて・・・、最高に楽しめました。

しいて言うなら、ファンディスクにしては、定価が高いというのが問題かな?

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