発売日:2003/6/27
シナリオ:和泉万夜
原画:上田メタヲ

蟲使い

蟲使いの主人公が令嬢誘拐の依頼を受けて、
障害となる7人の女性ガードを撃退するという設定のゲームです。

ゲーム性は…
あるようで、ない。
というのがぼくの感想です。

ガードとの戦闘で使う蟲は、大きく分けて3種類。
攻撃用、補助用、で、あと一つが淫蟲。
淫蟲はエロを担保するだけのものだから、実質は2種類です。
300ポイントの体力が尽きるまでに、攻撃と補助を上手く使ってガードを倒す。
ガードは7人います。
令嬢誘拐の決行日まで、猶予は30日間。
それまでに、どれだけガードの頭数を減らせるかが勝負というワケです。

本作は、補助をいかに使うかでクリアの可否が決まるのですが、
重要なのは使い方よりも、補助が大事であるという気づき。
その一点のみです。
と言っても、闇雲に攻撃しても勝てないことには、すぐ気がつきます。
だから、本作のゲーム性は、あるようでないんです。
しいて言うなら、手持ちの蟲の数によっては八方塞になって、
最初からやり直しになるのだけが注意点ですね。
そこだけ気をつければ楽勝だと思います。

総評
ゲーム性は無いに等しい本作ですが、
面白いかつまらんかで言うと、けっこう面白かったです。
令嬢を誘拐したところで終わりだと思っていたら続きがあって、
ストーリーがしっかり完結していたことが評価のポイントですね。

欲を言えば、せっかく誘拐した令嬢を痛めつける描写が、
もう少しあっても良かった気がします。
捕まったガードは、かなり悲惨な陵辱を受けるのに、
令嬢のときは手ぬるい印象を受けたんですよ。

ゲームのコンセプト的にそれは違うのかな、と思いました。
もちろん、主人公が人間らしい感情を取り戻すことが
物語の軸になっていることは分かります。
令嬢に惚れた主人公が、手を緩めるのはしょうがないでしょう。
でも、本作の本質は、もう少しエロ寄りであったほうが良いというか…。

普段は「エロいらん」と言うことのほうが多いぼくですが、
今回に限ってはまったく逆の感想になってしまいました。

written on 2008.5.4

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